予定を管理するのに最適なアプリ、「Googleカレンダー」。
すでにネットにはこれをかなり最適化して便利に使えるようにする情報がたくさん出ていますが、Googleカレンダーの使い方は予定をいれて管理するだけではありません。
自分の1日の行動を測るためにも使えます。
ふつうに考えれば
- 予定を追加
- 「ブログを書いた(過去形)」と入力
- 始めた時刻と終わった時刻を設定
とすればできそうな気がしますが、そうではありません。
この方法だと時間設定に手間がかかります。
いちいち針の時計をまわして時間ぴったりに合わすのが面倒なのです。
ささいなことですが習慣化には20秒でも早く行動できるよう少しの負担でも減らす必要があります。
だから時間設定を楽にしたい。
理想としては作業を始めた時間をその場で入力して、終わったらその時間を入力して記録。
今回はそんなGoogleも想定してないであろう使い方をする方法を見つけたので紹介していこうと思います。
“1予定入力画面に現在の時刻を入力”>1.予定入力画面に現在の時刻を入力
予定の入力画面では、時刻を直接入力することで時刻を設定することができます。
しかし今はまだ使いません。
androidだと「いま」と入力すると現在の時刻が検索候補に出てきます。(多分iosでも出ると思います。)

それをそのまま予定名に入力します。
あらかじめ先にこれからやるタスクも入力しておいてください。
入力したらそのまま保存します。
今のままでは「タスク名+現在の時間」しか書かれていない予定の出来上がりです。
そのままスマホは放置して作業に取り掛かりましょう。
2.Googleカレンダーでは過去の時間は自動登録されない
やることが終わったら、さっき登録した予定を開いて「-(ハイフン)」か「~」に続づけて作業の終わった現在の時刻を書きます。
するとこんな時刻候補ボタンが出ます。

「これをクリックしたら保存完了だ!」
と思ったら大間違い!
なぜか明日の時刻として表示されます。

そう、Googleカレンダーは未来の予定を書くためにあるものなので、過去の時刻は自動で登録してくれないんです。
さんざん試してみましたが、「今日 20時19~20時22分」という入力候補は出てくれませんでした。
しかたがないので、そのまま明日の予定として入力を終えてください。
そして日付のところをいじって今日の分にしてしまいましょう。

結局一手間増えてしまい、スマートにはいきませんでしたが、時計の針をまわして設定するよりはだいぶ楽に登録できると思います。
大切なのは始めるまでのスピードをあげること。
これで、始めた時と終わった時にすこし入力することで自分の行動を記録することができました。
なぜ自分の行動を記録するの?
ついでなので、「なぜ自分の行動を記録する必要があるのか?」について話しておこうと思います。
どういう目的があるかというと、「自分が1日に何ができるか」ということを正確に把握しておきたいからです。
インテルの元CEOアンディ・グローブは「会社の戦略を理解するには、彼らが今後するという内容より、今実際にやっていることを調べるべきだ」と言っています。
『残酷すぎる成功法則』のエリック・バーカーは「まず自分の24時間がどのように使われているか書き出してみよう」と提言しています。
自分の時間が何に使われているか、僕らは案外自分で気が付かないものです。
特に時間の浪費には。
自分の時間の使い方がわかれば新しいことを始めるときの計画づくりに役立ちます。
もし自分の時間の使い方に気づいていなければ、これから計画を立てていくときに予定を入れすぎたり多くを望みすぎて計画が破綻してしまう可能性があるからです。
計画がとん挫すると自己嫌悪になってモチベーションを下げ、行動がとまってしまうとさらに時間を浪費することになります。
だから、自分の行動を記録しておきたいのです。
目安としては1週間から2週間記録し続けます。
そして「自分はこの作業にこれだけ時間がかかるのか」ということがわかれば、適切な時間配分で1日の計画が立てられるようになるのです。
また、時間の浪費が一番激しいポイントを探してみて、そこの行動パターンを変えればさらに生産性を向上させられるでしょう。
