久しぶりにドミニオンをやったらめっちゃ楽しかったので、前に色々調べた「鍛冶屋ステロイド」の回し方を思い出しながらブログにまとめていこうと思います。
目次
鍛冶屋ステロイドとは?

鍛冶屋ステロイドとは、ドミニオンにおいてアクションカードである「鍛冶屋」だけを購入して手札に8コイン貯まる状況を作り、素早く属州を買い集めてゲームを終わらせる戦術のことです。
基本的な動きとしては初手で鍛冶屋を買って、後は銀貨や金貨を集めて属州(6pt)を買っていくだけのシンプルなものになります。
鍛冶屋ステロイドの回し方
初手4,3だったら「鍛冶屋ステロイド」!
初期手札のコインが3枚、4枚の組み合わせであれば鍛冶屋ステロイド戦術を取れます。
逆に言うと2枚、5枚の組み合わせだったら鍛冶屋ステロイドは諦めます。
デッキの速度が落ちるからです。
2枚めの鍛冶屋はデッキのコインカードが11枚になったら
しばらくはひたすら銀貨を買い集めます。具体的には4枚銀貨を集める。
そうしたらデッキ全体のコインカードが11枚になるので鍛冶屋の2枚めを買います。
どうやらこのやり方のほうがデッキの回り方がいいみたいです。
もちろん妨害カードが多い場合はこの通り行かないので、その時は臨機応変に対応しましょう。
ちなみに3枚目の鍛冶屋はデッキ全体のコインカードが22枚になったときです。
11の倍数がキーワードになります。
デッキの総コインカード枚数が15を超えてから属州買い
あまり最初で8コイン貯めて属州に手を出してしまうと後々デッキの周りが悪くなるので、属州に手を出すのはコインカードが15枚を超えてきてから。
つまり2枚めの鍛冶屋を買って更に4枚の銀貨、金貨のコインカードを買ったら次のターンから属州タイムが始まるのですね。
属州が4枚以下になってきたら公領(5pt)を買う
ゲームの終盤、属州が4枚以下になったら公領も買い始めます。
自分のターンに獲得したカードは山札をシャッフルするまで手札には来ませんから、明らかに次のデッキシャッフルが来ないうちにゲームが終わりそうならガンガン買うべきですね。
属州が2枚以下になったら屋敷(1pt)を買う
手札が属州だらけで事故ってるとき、ゲームの終盤なら屋敷だって買ってしまいましょう!
手札にこないカードは無いものと同じですから!
鍛冶屋ステロイドの弱点
妨害カードに弱い
魔女や山賊のような妨害カードには弱いです。
山賊はゲームスピード的に逃げ勝てるかもしれませんが、魔女は無理ゲーですね。
最初のピックされたカードたちを見渡して、妨害カードが多いと感じたときは鍛冶屋ステロイドは諦める方向で行きましょう。
また、議事堂みたいなドローさせてくるカードも計算が狂うので喜んでばかり入られません。
3人対戦だと「村+鍛冶屋」のほうが強い
以上の戦略は4人対戦のときには有効ですが、3人対戦のときは「村+鍛冶屋コンボ」のほうが強いです。
何故なら3人対戦のときは属州を最低4枚は確保、さらに属州を買い足すごとにデッキの勢いが落ちていって、最終的に安定感のある「村+鍛冶屋コンボ」に負けてしまいます。
同様の考えで、4人中1人でも属州に手を出せないプレイをしている場合は、実質3人プレイをしているのと変わらないプレイ速度になりますので、注意が必要です。
運ゲー
鍛冶屋ステロイドは突き詰めると運ゲーになります。しかもプレイングでカバーしづらいタイプの。
具体的には3~4ターン目に鍛冶屋を一枚も引けなかったり手札が悪いとそうなるみたいです(特にミラーなら。ミラーじゃなければあまり意味はないかも)
詳しくは下の参考ブログを御覧ください。
退屈
鍛冶屋ステロイドは速攻でガチに勝負を決めにイケる反面、動きがシンプルなので自分のターンはすぐ過ぎていきます。
他のプレイヤーは村や玉座の間で楽しそうにしてるのに自分のターンは10秒…
ゲームに勝つのか、ゲームを楽しむのかの見極めも鍛冶屋ステロイドには欠かせませんね。